Create a new work style

~副業から起業を目指すサラリーマンの日常と備忘録~

Creative mind in the business

副業と起業のためのクリエイティブ・マインド

副業サラリーマンができあがるまで⑤ ~夜であって、夜じゃない世界~

「私が心から愛している美徳が一つだけある。それは"わがまま"だ」
 (ヘルマン・ヘッセ)

自己紹介がてら振り返る歴史 ~その⑤~

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ふとした事から制作の仕事を任されるようになってからは、夜の仕事の現場では経験した事のなかった喜びを感じられました。自分の会社の店とは言え、そしてそれが素人仕上げのデザインだとは言え、自分がデザインした看板やパネルが街に並んでいる…、始めてその光景を見た時は、しばらくその場を離れずに佇んでいたのを覚えています(笑) イレギュラーな成果ではありますが、この仕事を続けていた甲斐があったかな? と思えた時期です。

制作部署の設立と異動のきっかけとなった店舗のWEB制作と運営をはじめ、店舗ロゴ、看板、パネル、フライヤー、サービスチケット、店内ポスター、はんこ、スタッフや店舗の名刺など、様々なDTPデザインの制作をする毎日、様々な経験ができる環境でしたが、思いつきで作られた部署なので、僕以外はアルバイトの事務の子がいたりいなかったりの環境です。何かあった時に、デザインや制作の面で、上司や先輩に相談できない状況に、「大変やねぇ」、なんて社内・社外の色んな人から言われましたが、自分で調べて自分で理解する方が僕の性分には合っているので、むしろ好き勝手に指示だけ飛ばすような上司がいなかったのは、自分にとって良い環境ではありました(笑)

充実感が生んだ新しい課題

とは言え、仕事の内容は変われど、夜の店に関わる職場です。就業時間は夜のままの逆転生活が続きます。毎日夕方の16時頃に起き出し、17時頃に家を出て、今から帰宅するサラリーマン達とすれ違って出勤する。深夜の3時頃に仕事を終えて、今度は出勤するサラリーマン達とすれ違って朝方に帰宅する。まるっきりの逆転生活です。そうです、不健康極まりない日々です(笑)

仕事自体に喜びや、やりがいを感じ始められていた頃ではありますが、いつまでもこの逆転生活を続けていくのはどうなんだろう? と思い始めてもいた時期でもありました。人間何かが一つ叶うと、更に一つ一つと高望みをしていくものですね(笑) とは言え、毎日少しずつ勉強しながらスキルアップできる環境は、自分にとってはやはり魅力的で、しかもそれがある程度自分のペースでできるのだから、それはそれは恵まれたものです。

そして、制作の仕事に移って3年近くの月日が経ち、20代も後半に差し掛かろうかという当時の僕は、もう少し続けていきたい、という気持ちと、そろそろ辞めないといけないかな、という気持ちが交差していた時期でした。そんな中、迷っている答えを急かすように、またも、この現状に不可抗力とも言える急展開が起こるのでした。波乱の次回に続きます。

それでは今回はこのへんで、ごきげんよう。

副業サラリーマンができあがるまで④ ~手に職、は突然に~

「絶えず変化を求める気持ちと不満こそが、進歩するために最初に必要となるものである」
 (トーマス・エジソン)

自己紹介がてら振り返る歴史 ~その④~

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思わぬ提案から、日常の急展開

ふとした言葉との出会いで、すっかり気分も晴れた僕が、水商売の仕事の内容や、昼夜逆転の生活にも慣れ、すっかり夜の住人になってきた頃、今度は僕に一つの転機が訪れます。それは当時の職場のオーナーが、何気なく言い出した一言がきっかけでした。

「君はパソコン使えるんか? 使えるんやったら、店のホームページ作ってくれへんか?」

当時の僕は、パソコンは趣味や調べ物程度にネットサーフィンをしたり、店の資料などをちょっとExcelで作る程度にしか使っていませんでした。そして当時は、まだやっと世の中にブロードバンドが普及しだした時代で、タブレットはおろか、スマートフォンなど影も形もない時代です。もちろんホームページなんてものは作った事もありません。当時70代くらいのオーナーからすれば、少しパソコンが触れる=ホームページくらい作れる、くらいの安直な考えだったのでしょうが、…かなりの無茶ブリです(笑)

しかし、何か新しいことを始めたかった僕にしてみたら、これは願ってはないきっかけだと思い、ひとつ返事で引き受けたのです。そして同じように声をかけられた先輩と、二人でテキストを見ながら必死にhtmlの勉強をし始めたのでした。あまりにも唐突なきっかけのスタートでしたが、少しづつ完成していく手作りの不細工なホームページに、言いようのない達成感と充実感を感じたのが学びの始まりで、目的のない毎日の中に、打ち込めるものが見つかった喜びを感じられた時期でもありましたし、目標のない日々のモヤモヤした気持ちに、うっすらと光が差し込んだように感じられた時期でした。そしてこれが、今の自分の仕事に繋がっているから不思議なものです。

変わりゆく環境と、つのる好奇心

仕事の傍らホームページを作る僕達に、更なる無茶ブリは続いていきます。
「新しい店舗を出すから店舗ロゴのデザインを」、「ロゴができたら今度は看板のデザインを」、「メニューが決まったからメニューブックのデザインを」、「お客さんを呼び込みたいからチラシのデザインを」などなど、
おいおいおい…次第にエスカレートする要求に更に必死の勉強が続きます。それでも入校のやり方がわからず、印刷屋さんに苦笑いされたり、データの作り方がムチャクチャで、看板屋さんに呆れられたり、恥に恥を塗り重ねた上に、更に恥をキレイにコーティングして、ツヤツヤに仕上げるような日々を送っていました。若さと言う特権は、色んな事を許されるものです(笑)

そんな日々が何年か続き、終いには店の仕事よりそっちの方が忙しくなってくるようになってくると、スタッフが増えだしたタイミングで、僕は水商売の現場を離れ、グループ内の制作の仕事を、一手に任されるようになります。まさかまさか同じ会社内で、別の会社に転職するような出来事です。知識が全くない状態からひたすらの手探りでしたが、エスカレートしていく要求の中で、増えていく新しい学習材料は、僕にとって楽しさの連続でもあり、最初はExcelを触るのすら精一杯だった自分が、いつしかPhotoshopIllustratorまでそれなりに使えるようになるまでに至ります。我ながらびっくりする急展開です(笑)

そして、デザイン制作の仕事やWEB制作の仕事に携わる中で、ネットを使った仕事や商売に、漠然と興味を持つようになりました。とは言え、当時の僕はわからない事を覚えながら、ひたすら目の前の仕事をこなす事に、必死になるばかりなのでした。そうして少しずつスキルアップしながら、お水の中の蛙は、ネットの大海を知っていくのでした。

それでは今回はこのへんで、ごきげんよう

副業サラリーマンができあがるまで③ ~金言が変えたネガティブマインド~

「メケ・メケ 馬鹿野郎 情なしのけちんぼ
  メケ・メケ 手切れのお金もくれない
   あきらめて帰ろう やがて月も出る港」
    (メケ・メケ / 美輪明宏)

自己紹介がてら振り返る歴史 ~その③~

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前回、中途半場に引っ張りつつ終わった記事でしたが(笑)

新しい環境の水商売で、モヤモヤイライラとしながら働く僕の助けになってくれた言葉はなんなのか?それがこの一言です。

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「素人十年、水三年」

これは美和明宏さんの自伝的著書「紫の履歴書」に書かれていた言葉で、昼の生活10年の中で得る人間関係や様々な経験を、夜の生活の中では3年で経験する、と言う意味の言葉で、当時はもちろん、今でも自分の中にずっと残っている言葉です。夜の世界、水商売の世界には、多くの人間模様があり、キツい事もきっと多いだろうけど、その世界で頑張っていれば、その代わりにそれだけの経験が自分の中に残る。と言う意味だと僕は理解しています。テレビで活躍するオネエタレントさん達の言葉が、妙に達観されてるのはこう言う人生経験の背景が大いにあるのかもしれませんね(笑)

今の自分や、世のサラリーマンの皆さんにしてみたら、きっとこの言葉は役に立たない一言かもしれませんし、グッと来ない人の方がきっと多いと思います。しかし金言と言われるような言葉は、正に適材適所の状態でその影響が発揮されるもので、当時の僕はホントにこの一言に根拠のない希望が持てたのでした。今現在、モヤモヤと悩みながら仕事をされている方や、生活に疲れている方、無理矢理にでも本や映画などに触れてみるのもいいかもしれません。ふとした所からあなたにとっての金言が見つかることもあるかもしれませんよ。

真理とは受け流すことと見つけたり

実際に夜の世界の生活は濃いもので、高そうなスーツを着こなした企業の社長さんから、両腕が墨だらけのその筋の方々まで、普通に生活してる中ではまず出会わない人達と、会話をする機会がたくさんありました。もちろん嫌な酔っ払いも含めて、それら全てが自分の人生経験だと思えるきっかけをくれた言葉が、正に三輪さん書かれたその言葉でした。そして特にやりたい事が見つからないのなら、しんどくてもとりあえず3年はこの仕事を続けてみよう、と思えるようになりました。

それからというもの、意味なく胸ぐらを掴まれたり、頭からビールをかけられたり、介抱の際に手のひらにおもいっきり吐かれたり、様々な理不尽を受けても「これも経験だ」と笑えるようになったのです。それどころか、酔っ払った大人も、終いには可愛く思えるようにすらなったものです。ちょっとしたきっかけで人は変わるものですね(笑)

前回の最初に書いたように、残念ながら水商売の経験自体からは、後々自分のビジネス感や、仕事に対する考え方に繋がるような大きな事はありませんでした。値札に表せない価値が売り買いされる現場は、わかりやすい欲求の中で成り立ち、グラス1杯のビールが1,000円以上したり、あらゆる物に市場価格とは計り知れないほどの高価格がつけられる夜のビジネスの場の感覚を、一般的な生活やビジネスの感覚になぞらえようとするのはとても不可能です(笑) しかしながら今の自分の考え方や、人間と言う物に対する見方に大きな影響を与えてくれたのは大いにあると思っていますし、ここでの経験が今の自分を作っていると今では思えます。

そして唯一、その生活の中で、一般的なビジネスに役立つ考え方があったとしたら、それは、他人が高いと感じる物であっても、それに価値が有ると思う人は、高くてもそれに見合った単価を払ってくださる、と言う考えです。高いけど、この店で飲む酒が楽しい、高いけど、この人と話す場が楽しい、と言ったような、どんな業界のどんな商品でも他にない価値を作ることが商売における大きな強みである、と言う事を、学べた現場であったと今になって思います。ごく当たり前の事かもしれませんが、何かを得たと思わないとやりきれないですし、何も得なかったと思うのはさすがに勿体ないので、そういう風に思うようにしています(笑)

それでは今回はこのへんで、ごきげんよう。

副業サラリーマンができあがるまで② ~夜の街はストレスの吹き溜まり~

「悪い夢さ 二度と醒めることもなく
  深く、暗い、暗い、暗い、谷へ落ちてゆくだけ
 悪い夢さ バーボンの海を泳いでも
  遠く、暗い、暗い、暗い、昨日に戻るだけ」
   (タイトロープ ~闇に響く声~ / 柳ジョージ)

自己紹介がてら振り返る歴史 ~その②~

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世の中の仕事はどれもそれぞれに真理があり、様々な考え方やビジネス感を与えてくれます。生活のためにと始めた水商売でしたが、当時の僕にどんな考え方やビジネス感を与えてくれたのか?それは …正直、あまりありません(笑) そんな事を考える前に、まずは日々を生きる事に必死の毎日でした。

思いつきで地元から大阪に出て、生活のために夜のアルバイトからスタートした大阪生活ですが、環境に慣れないうちは精神的にしんどいことの繰り返しです。夜の仕事なのでお客さんのほとんどは酔っ払いです。仕事などのストレスを発散するために繰り出した街で高いお金を出して酔うのです。そうすると店員にくだも巻きたくなるのでしょう。理不尽な絡まれ方も多く、若い僕はイライラの連続です。

浪速の夜の負のスパイラル

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イライラは日々つのっていき、何度も辞めようと思いながらも、辞められる環境ではありません。当初は昼間に面接を~、と考えてはいましたが、朝まで働く中で、散々に飲まされることも多く、起きてもたっぷり酒が残っている状態では、なかなか面接にも行けません。更には、日々接客をする中で目の当たりにする、日常は涼しい顔をして働く普通の大人達の晒す深夜の醜態に、昼間働くとこんな人達が上司になるのか…なんて思うと、一気に人間が嫌になり、特にやりたい事でもない仕事の面接に、行く気にすらならなくなってしまいます。

今思えば視野の狭い話かもしれませんが、したいことが見つからず、何をしていいのかわからない日々で、そしてそんな生活ですら維持するために、嫌な環境の中でモヤモヤしながら働く日々に、言いようのない空虚な感覚を感じていました。年齢が年齢だけに、自分は将来何になるのだろう? むしろ何ができるのだろう? と悲観的になっていた時期かもしれません。

そうして辞めるに辞めれないまま、イライラと一ヶ月、二ヶ月と働く中の話です、興味本位でふと読んだ一冊の本に書かれた、当時の僕の金言とも呼べる一言に出会います。その後、しばらくの人生がすっかり明るくなった一言とは? 気になる人も気にならない人も、勝手に引っ張りつつ(笑)

ひとまず今回はこのへんで、ごきげんんよう。

副業サラリーマンができあがるまで① ~京都から大阪へ、働くことの始まり~

「走り出さなきゃ始まらない そんなペースじゃ意味がない
  YOU'RE JUST A RAMBLING MAN やりたいようにやれよ」
   (RAMBLING MAN / COMPLEX)

自己紹介がてら振り返る歴史 ~その①~

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僕は現在、会社員として働く一方で、副業として自らが企画するアパレル商品のブランドを運営し、ネットショップ等で販売を行っています。この記事では、僕がどのような経緯で今日に至ったかを紹介したいと思います。ほとんどの方が興味のない事でしょうが(笑)
将来、副業・起業を考える方のヒントになる事もあるかもしれませんので、自己紹介も兼ねて、記事にまとめてみました。

副業,サラリーマン,誕生まで,大阪

一念発起、京都から大阪へ

1999年7の月、地球が滅亡すると予言したノストラダムスの予言がはずれ、世の中がミレニアムに湧いていた頃、僕は京都の実家で生活していました。当時の僕は変化のない地元での生活に飽き、何か新しい刺激が欲しいと思っていました。そんなある日、当時の大阪の友人の薦めもあり、唐突に大阪に出る決意をします。

しかし就職・就学での転居ならまだしも、いかんせん目標や目的が特にあった訳ではなかったので、正に行き当たりばったりの移住です。行ったからと言って何かが待っている訳ではなく、単純に今の生活を変えたかっただけと言う理由からの決断です。今考えるとすんごい無謀な考えですね(笑) 我ながらどこから引っ張り出してきたかわからない行動力に今更ながら呆れます。とは言ったものの、とにもかくにもまずは住む所を決めないと話になりません。そんなノリで早速新しい住居を探す日々が始まりました。

切実な問題、住む所と働く所

友人の家を泊まり歩きつつ、不動産屋さんを回りに回っては、年齢や就労状態などを理由に断られ続ける中、やっと見つかったのが、大阪市西成区の当時月5万円弱の1Kマンションです。知ってる方は知っているかと思いますが、西成区と言う場所は東京の山谷と並ぶ有名なドヤ街があり、決していい環境の街ではありませんでした。ある意味刺激たっぷりの新天地で新しいスタートラインを切ることになったのです。

そうして行き当たりばったりの新しい生活が始まったのでしたが、とは言え、働かない事には生活していけません。ひとまず職探しとなるのですが、求人誌を見ても何がしたいのかがすぐに見つかるわけはありません。そりゃそうです、目的があって出てきたわけではないわけなので(笑) そして、仮に見つかった所ですぐに決まるわけでもありません。職探しはあらゆる理由で難航しました。

しかし、取りあえず生活の糧が必要だと言う事で妥協する所は妥協します、ひとまず夜にアルバイトをして、昼はフルタイムの職探しに当てようと考え、夜の街で働きだす事にしました。夜の職場なので働く環境は決していいとは言い難い職場でしたが、昼間の仕事に比べて比較的時給が良く、日払いなどの条件もあったのは日銭暮らしの身にはとてもありがたい環境でした。 そんな背景のもと、若き日の僕は大阪の夜の街にいました。当時の世の中は平成の不況真っ只中でしたが、ネオン街はまだわりと景気が良かったように記憶しています。そんなこんなで右往左往の大阪生活が始まったのです。

それでは今回はこのへんで、ごきげんよう

様々な副業の種類

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「この道を行けばどうなるものか
  危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし
   踏み出せばその一足が道となり
    その一足が道となる
     迷わず行けよ 行けばわかるさ」(アントニオ猪木)

多様化する副業スタイル

近年のインターネットの発展とスマートフォンなどのでデバイスの普及により企業だけでなく一般の個人にも様々な可能性が広がってきました。それにより一個人が行うことができる副業も実に多様化してきています。今回は様々な副業(複収入源)の代表的な物をタイプごとに分類してみます。

①直接販売型の副業

ネットショップ販売、オークション販売、フリーマーケット、転売、せどり など 商品を自分で作る、もしくは探してくるなどして、ネット販売や直販など、様々な媒体を通じて販売し、売上を得ます。気軽に始められる物から本格的に店舗・ブランド化できる物まで媒体により様々な営業スタイルで運営する事ができます。エンドユーザーに直接商品を販売して利益を得ると言う一番スタンダードな商売の形です。

メリット:自分の得意な分野や趣味の知識が活かせる。利益を自分で設定できる。

デメリット:商品により在庫を抱える資金やスペースが必要。売れなかった時の在庫リスクがある。

②委託販売・紹介型の副業

アフィリエイトドロップシッピング情報商材ネットワークビジネス、など、誰かが販売している商品をブログやSNSなどで紹介し、自分の紹介経由で売上があがる事で売上の一部を販売者から報酬として得ます。直接販売をするわけではないので基本的に在庫の管理等の手間があまりなく、多くは在庫を抱えるリスクもないため気軽に始められる商売の形です。

メリット:無在庫、無資金で始められる事が多い。売れなかった時のリスクが無い。商品によっては不労所得に値する。

デメリット:報酬単価が低いものが多く、紹介する場所や相手、紹介の仕方など工夫を凝らす必要がある。

③投資型の副業

株式投資、NISA、為替取引、FX、不動産投資、など、株や不動産はお金がある人がするものだと考える人が一昔前は多かったように思いますが、最近では株や為替が気軽にオンラインで注文できるなど取引が簡単になった点や、サラリーマン向けの投資物件への住宅ローン審査が緩和化された事などにより一部のお金持ち以外でも投資を始める人が増えてきました。非課税のNISAや株主優待を受けられる株式投資など、テレビなどのメディアでも度々取り上げられています。どれも状況により元手(原価)がマイナスになる恐れのある物ですので、気軽になったとは言え慎重に行う必要があります。

メリット:労働ではないので、ほぼ全てが不労所得となる。

デメリット:元手が必要な点と、失敗した時に元手を減らしたり失うリスクがある。

④労働型の副業

アルバイト、パートタイマー、内職、など、どこかの会社などに就業や登録し、労働の対価として収入を得ます。いわゆる普通の就労の形態です。

メリット:働いた分だけ収入が得られる。

デメリット:サラリーマン等には二重就労は難しい。

結局どれがいいの? → まずは自分に合った物を選びましょう

他にも様々な副業はあり、今後も増えていく事が予想されますが、副業の種類としては以上の4つの形に分類されると思います。自身の思い描くライフスタイルや、現在のライフ・ワーク・バランスを考えてスタートする副業を選んでいきましょう。

ちなみに僕は①販売型のネットショップ運営からスタートしました。いつかきちんとした商売として成り立たせたいと言う考えが前提にあったのと、準備にできるだけお金をかけたくなかった(かけれる余裕もなかった)ので、サイト作成や商品のデザインなど、自分の知識とスキルでできることは全て自分で行ったと言う事もあり、とにかく準備に時間と手間がかかりました。(僕のように神経質にならず、気軽に始められるならきっとスタートのハードルもさほど高くないと思います)2016年12月現在、運営を開始して2年半程ですが、少しずつ結果が出てきている状態です。いろいろとしんどい事もありますが、今後もコツコツ頑張ります。

それでは今回はこのへんで、ごきげんよう

増えつつある、副業戦士たち

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「何にもならない事 そりゃあ何でもアリって事 君の行きたい場所に何処でも行ける」(ROCKET DIVE/HIDE)

多様化と共に増えゆく、副業戦士たち

まだまだ景気が低迷している昨今ではサラリーマンの給与も右肩上がりとはいかないのが現状です。大手企業であれば経済回復政策のあおりもあったりなどで、少しずつ良くはなってきているのかもしれませんが、中小・零細や個人事業主にとっては遠い異国の話であるかのように思えます。

そんな中、月々の収入を少しでも増やそうと、様々な副業にチャレンジする人が増えていると雑誌やメディアでも目に耳にするようになりました。今や5人に1人が何らかの副業を行っているなんて言うデータもあるようです。(もちろん利益の大小には個人差があると思われます)

勤続年数に応じて給与が上がっていく時代が終わりを迎え、サラリーマン個人個人が自ら収入を増やす時代になってきた、と言う事がこの動向に現れていると思います。

一昔前の副業と言えば会社が終わってから他の所でアルバイトを…なんてアナログなイメージでしたが、

近年は一人に一台以上の勢いでスマートフォンが普及し、インターネットやSNSが極身近になってきた事により、個人がオンラインのフリーマーケットやオークションなどでも手軽に商品の売買が行える時代になりました。

また、個人向けの不動産投資や、株やFX(外国為替証拠金取引)のオンラインによる取引が手軽にできるようになり、個人が気軽に始められる副業や投資が増えてきたと言うのも副業サラリーマンの数を増やす結果になったのかと考えられます。

僕も現在サラリーマンをする傍ら、副業を行っている一人です。この記事を書いている今はまだ月々、食べていける程の利益をあげられていないのが現状ですが、いずれこれを本業にしていきたいと思っています。そして機会があれば他の副業にもチャレンジしたいとも考えていて、今の副業を始める前はもちろん、続けている現在も様々な副業の実情を調べながら見聞を広める日々を送りつつ、調べた様々な副業の内容や実情を備忘録的に書き溜めていく目的と、このブログで情報を公開する事でこれから副業を始めたいと思っている人の参考になればと思っています。

また、同じように副業を行っている方や、これから副業を始めたい方、めでたく副業デビューできた方達と交流ができる場になればと考えています。会社に頼り切った生活を少し変えて、起業とまでは行かずとも自分に合った副業を通じて、少しでも人生が豊かなものになるように頑張りましょう!

それでは今日はこのへんで、ごきげんよう